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『生きるべきか死ぬべきか』(エルンスト・ルビッチ監督作品)を見ました!
- 出版社/メーカー: ジュネス企画
- 発売日: 2005/06/27
- メディア: DVD
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これは面白いです!
今まで見たコメディの中でも一番といって良いぐらい完成された作品ではないかと思います
そして畳み掛けるようにして展開してゆく物語
心理戦、だましすかし、濃い・・濃いです・・!
開戦直前のポーランドの劇場で講演をしている劇団が
ナチスドイツの諜報戦に巻き込まれてしまい、
役者達はドイツ軍人に変装したりスパイのふりをしたり大忙しです。
そして更に面白いのが
シェイクスピアの演劇「ヴェニスの商人」の主人公
ユダヤ人商人のシャイロックを演じたがる役者と
ヒトラーの役を演じたがる役者がとても仲よくしていることや
ナチスを揶揄するシーンが多く見られるのも
見所ではないかと思います
(監督はたしかドイツの人ですよね、開戦前にアメリカにわたっているようですが)
オチも分かりやすくて、会話もテンポがいい、
そして54年も前の映画であるのに決して古くなく、前衛的。
機会があれば見てみてください!