DEATH NOTE the Last name

映画デスノートの後編見てきました〜


まず「いかに原作とは違う結末を持ってくるか」
というのに期待をよせてこの映画を見てきました〜。
端的にいうと、Lと月どちらが勝つか。
もし原作どおりに結末(この場合、第一部の結末)をそのまま踏襲したのが映画版デスノートだったら
個人的には相当がっかりだったんですが。
いや、
よかったですよ。間違いなく前編以上の面白さですよ!
前編見た人は、後編を見て損ないです!


以下、ネタバレ有り
(物語の核心部分は隠します)
まず二時間半の長さがあるだけに、展開としては厚みがあります
Lと月の接触から始まって、弥海砂、レムの登場、第二のキラ、デスノートの記憶喪失、第三のキラ、・・・と。
原作マンガの第一部の展開を飲み込んで、映画のほうはさらに先に展開していきました。
(といってもメロやニア、SPKは登場してきません)
まず決定的な漫画との違いは、映画終盤でのLの行動。
(でも自分の名前をノートに書いて、命なげうってまでキラを逮 捕するって反則な気が・・。それってキラとの勝負に勝ったということにはならんでしょう!?つまりLはゲームに勝つことより世界平和が大事だったということなのか・・・?うーん、苦肉の策だ)
コレが月を追い詰めていって、マンガの第二部の最後に繋がってます。
松田は自ら銃の腕を自慢してフラグを立ててました。
それにLがマンガでのニアの台詞を話していたりします。
そして最後の最後のシーンは夜神家で死んだ月の誕 生日を祝う悲しい場面・・・。
正直いいまして、このお涙頂戴の都合のいい終わらせ方は好きじゃなかったです。(でもそこでジーンときた・・)
つまり「月くんは法律を守らなかったので、警 察官の父親に見つかり、死神に頼ろうとした挙句、裏切られて死んじまいました。でも一 部の人間を除いてそのことは知らないので、月くんの死は悲しんでもらえてますよ、切ないですね。」っていうオチなんですか・・・?
マンガの映画化としては、充分すぎるほど楽しめましたが
それ以上を望んだりするのはわがままなんでしょうか・・・。