夜の吉祥寺怖い。

本を読んだり、映画を見たり、マンガを読んだり、音楽を聴いたり
どんな娯楽でもいいんですが。
いろいろなものに触れる中で、時にとんでもないものに出会ったりしてしまうことってありませんか?


とんでもない、と言っても、
いい意味で、ですよ。
それこそ、暇があればそのもののことを考え続けていたりするわけです。
「〇〇はどうしてこれほど、すごいのか」「〜〜、かっこいいのか」「〜〜、心揺さぶるのか」「〜〜、脳みそを沸騰させるのか」
なんて脈絡もなくひたすら考えていたりする。
まぁ。要するに、はまってしまった状態なんですが。


ものは何でもいいわけです。人でも作品でも。
その点、漫画やゲームはわかりやすくて……、
人によっては、好きな気持ちが高じて、グッズを買いあさったり、二次創作を楽しんだりするんですが。


……ところで
私は何かというと、熱しやすいタイプで。
この数週間、頭が煮え返るぐらい好きになったものがありまして
その熱が高じて……。


“墓参り”に行ったわけです。


ん?意味が分からない?
カンがいい方は
(ああ、こいつは歴史偉人キャラが好きになったんだな)
くらいに思われるかもしれませんね。
それは、当たりじゃありませんが、よくよく分かります。
新選組の漫画をよんで、実在の新選組の屯所や墓を尋ねたり
戦国系のゲームをやって、城に行ったり、墓へ行ったりしますもんね。(だれであろう私が)


しかしまぁ、今回は歴史偉人キャラが好きになったわけではないんです
漫画の登場人物だから、当然実在した人じゃあないんですが
この人の場合は、
特別っ……!
例外っ……!
彼は十周忌の法要が去年行なわれた上に、墓も常設されています。
よほど、ファンに愛されなきゃ、ここまでにはなれないでしょう。
でも、わかる、わかるっ
そこまでほれ込んでしまう気持ち。
私はもうこの数週間、その人物の放った言葉の数々が頭に染み付いて離れなかった。
考えれば考えるほど胸が熱くなって、しまいにゃ心臓が焼ききれるかってほど。


それでまぁ、お世辞でも健全とは言いがたい、夜の吉祥寺に繰り出して、とあるBARに入り。
入り口そばに置かれたその人物の墓石と対面してきたわけです。


架空の人物の墓参りって、やっぱり不思議な感覚で
しみじみするような、にやにやするような、どきどきするような……。
ある意味滑稽で、ある意味愚直で。


けど、手を合わせ終わったら、BARでへらへらしながらお酒を飲みましょう
“アカギ”“カイジ”“一条”“零”の作者公認カクテルと
原作のネームと、ファンのつけたノートを読んで、酔いに酔いましょ
私はアカギ二杯とカイジ一杯飲んで来ました
そりゃもうおいしかったです、そりゃもう楽しい夜でした。

あとアカギの勝守も買ってきました!
もってるだけで勇気が湧いてくる、そんな気がします

天―天和通りの快男児 (18) (近代麻雀コミックス)

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アカギ―闇に降り立った天才 (1) (近代麻雀コミックス)

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賭博黙示録カイジ(1) (ヤングマガジンコミックス)

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