宇宙飛行士or天文学者

とある映画の台詞にこんな言葉がある
「人間は二つに分けられる。宇宙飛行士を目指す奴か、天文学者を目指す奴か。」


人間を二つに分ける、というだけでずいぶん乱暴な感じがするけれど
大体意味は分かってもらえると思う。
いろいろ細かく考え出すと、矛盾も出てきてしまうので
イメージで捉えてもらいたい。


さて、自分ははどちらなんだろう?


宇宙飛行士と天文学者の違い、というのをちょっと考えてみる
両方とも同じ謎に取り組んでいるけれど、そのアプローチ方法がまず違うわけだ
簡単に削ってしまうと、宇宙に行く人と机から宇宙を眺める人、だ。


でも、あれ?と思う。
RPG風に言うと冒険者か賢者か。というイメージに近いような気がしていたけれど
実際の宇宙飛行士の印象は少し違う。
スペースシャトルに乗るという命の危険。実のところ途方もないほどの遠くへは飛び出せない限界。


そんなことを考えていると、まだまだ宇宙には夢が残ってるなぁ、なんてのんきに思ったりする。
実は私は直感的に“宇宙飛行士を目指す奴”を選んでいたのだけれど
実際に宇宙飛行士を目指してがんばった人というのは少ない。本当に宇宙飛行士になった人はもっと少ない。


机の上で星の本を読んで思いを馳せるのが関の山だ……。